トップページ > かめバス > 明日香村における新しい公共交通の実証運行について
明日香村における新しい公共交通の実証運行について
明日香村における公共交通の現状

明日香村では、村内の公共交通機関として、赤かめ周遊バス(奈良交通)と金かめ循環バス(明日香村)が運行していました。しかし、近年、利用者数は減少しており、村としても、このまま維持していくのが難しくなっていました。(下表)

  H20(2008)年度 H25(2013)年度
赤かめ周遊バスの乗車実績 92,777 77,879
金かめ循環バスの乗車実績 13,877 10,613

 

 
赤かめ周遊バス  
金かめ循環バス(高市方面・阪合方面)  


また、2013年12月に実施された次期総合計画に向けたアンケート調査結果から、村民の日常の移動の傾向やバスについて、次のような実態や課題が明らかになりました。


  • 村民は、買い物や通院のため、自動車で橿原市方面へ向かう人が多く、バスはあまり利用されていない。
  • 明日香村内のバスについては「本数が少ない、増便を」「不便、利用しない」「利用者が少ない、無駄」「時間がかかり、不便」等の厳しい意見
  • 一方で、「今は自動車を運転するが、将来が不安」と、高齢になった時の移動に不安を持たれる意見が多く見られた。

バス利用者カウント調査・バス停ヒアリング結果


明日香村住民アンケート集計


明日香村では、このような現状を受け、公共交通のあり方について検討しました。

新しい公共交通の実証運行について

以上のことから、明日香村では、村民にも観光客にも、もっと公共交通を利用していただけるよう、赤かめ周遊バスと金かめ循環バスの運行を見直し、利便性を向上させ、新たな公共交通として実証運行を行いました。

周遊バス「赤かめ」の見直し



2015(H27)年10月から、次のような方針の新ダイヤで運行することを計画しました。


  • 移動ニーズの多い橿原神宮駅東口~岡戎前~石舞台の所要時間を短縮するために、運行ルートを見直し
  • できるだけ各停留所で毎時同時刻に発車するよう、わかりやすいダイヤ
  • シーズン中(春4~5月、秋10~11月)の平日も橿原神宮駅東口~石舞台間で増便、ほぼ30分間隔で運行
  • 鉄道駅でのバスと電車の接続を改善
  • 明日香小学校への通学便については、基本的に現状の運行を維持
  • 朝夕の菖蒲町経由の便は現行通り

明日香周遊バス「赤かめ」詳しくはこちらから


「明日香金かめ乗合交通の運行」について

金かめ循環バスは乗車数の減少、村民の利用者ニーズに対応できないダイヤ、金かめ循環バスで補えてなかった交通空白地のカバーの必要性、から金かめ循環バス(阪合方面・高市方面)の代替交通としての「明日香金かめ乗合交通」を運行。



「明日香金かめ乗合交通」は、タクシー車両(ジャンボタクシー1台)を利用して、事前に予約をされた方々の自宅近く(最寄りの循環バス停留所及び各大字の集会所等)まで迎えに行き、指定の目的地(役場や健康福祉センター、医療機関等)まで運行する「予約制の乗合タクシー」で予約をされた方々の出発地や目的地を効率よく回るルートを毎回設定し、利用者を乗せたり降ろしたりしながら乗合で移動するもので、1~2時間ごとに運行します。


「明日香金かめ乗合交通」詳しくはこちらから

利用者登録票(様式)ダウンロード

コミュニティータクシーについて

金かめ循環バスを補完していたコミュニティタクシーを、山間部の入谷、畑(上畑・下畑)、冬野大字に限りのみ一部残して、大字内にある「旧の金かめバス停」から「最寄りの金かめバス停」までとしていた目的地を、「石舞台」までとし、「石舞台」から「乗合交通」に乗り継いだり、「赤かめ周遊バス」への乗り継いだりできるよう、3か大字を金かめ乗合交通を利用できる「対象エリア」と定めました。

 

実証実験から本格運行へ

実証実験中は様々な検証を行いながら、地域公共交通会議を開催し、検討を続けて参りましたが、平成28年10月1日から「赤かめ周遊バス」と「金かめ乗合交通」が本格運行しました。
今後、もっと公共交通を利用していただけるよう、本格運用後も、データ検証を引き続き行いながら交通会議を開催して、将来に向けて持続可能な公共交通の維持・確保を検討してまいります。
将来のため今ある公共交通が、村民が支えているという自覚を持っていただき、高齢者の方、子どもたち、車を運転されない方たちの生活を支えている公共交通を今後も維持・確保していけるよう、ぜひ公共交通のご利用をお願いいたします。

このページのトップに戻る