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明日香座 平成25年度 第9回開催

【明日香座とは・・・】

村民みなさんと村長・役場職員が車座になって話し合い、ご意見やご提案を頂き、村政に反映し、皆さんと協働で村づくりを進めるための集会を『明日香座』と称して開催させて頂くものです。

 

第9回開催

日時:平成25年 7月24日(水) 午後7時から午後9時
場所:中央公民館
件名:明日香座
出席者

  • 村民13名
    上居大字(4名)、細川大字(2名)、上大字(3名)、尾曽大字(1名)、
    冬野大字(1名)、畑大字(2名)
  • 村8名
    森川村長、福田副村長、田中教育長、脇田企画政策課長、
    浦野企画政策課長補佐、米田文化財課長補佐、山崎調整員、 重森

 

質疑応答

人口定住施策

質問空き家バンクで上大字に1軒若い人入られ、赤ちゃんが生まれ、地域はとても活性化して、本当に良いのですが、若い世代が支払われる賃料が高いと聞きます。負担を軽くする施策など少し住みやすい方法を検討いただきたい。(上 男性)

 

回答空き家バンクについて、単に賃料を補助するのか、違う方法で大きい家が貸家であれば、数世帯で生活するシェアルームなどできないかなど検討中です。それがうまくいくようなら、次の段階で、台所改修などの補助金も検討しているところです。飛鳥駅周辺でも、最低敷地面積を小さくするとか、村営住宅、定期借地とか、いろんな手法を検討中で、若い方が入ってこられるように実行していく内容を考えております。今日の地域では上と上居の1軒ずつで、合わせても2軒ですので、増えていくように手法を重ねていきたいと思います。(村長)

世界遺産

質問世界遺産登録を目指すなら、環境整備をしないといけない。藤原京へ来て、「畝傍山と耳成山はわかるが、香具山はどこですか」って聞く人もいる。橿原市の話だが、エリアは村と一緒、橿原市に香具山の整備もお願いしないといけない。石舞台の上の方の竹 林も、上居大字で竹を切ったり、少しずつ整備はさせてもらっています。景観の話では、史跡周囲などにそぐわない装飾の店がある。地下に価値のある遺産があっても、地上が醜いものでは世界遺産登録は厳しいと思う。(上居 男性)

 

回答おっしゃるように、世界遺産の看板だけとってもしょうがないので。似合わないものは、きれいにしていく過程で一つ一つ、村民に働きかけていくしかないと思う。明日香村の場合は、明日香法があるので、働きかけはできないことはないと思います。香具山は、橿原市長と話をしました。竹切りを10年ほど前に1回やっているが、香具山の中に、県、国林野庁所有の面積が広くあるので申し入れしています。私たちにとっては、香具山は、飛ぶ鳥の飛鳥地域みたいなところです。一体化しているところなので、対処してほしいとは思っています。(村長)

生活環境整備

質問民有地の高い場所に大きな石があって、それが地震などで落ちてくる危険性があり2年か3年前にその対策を役場へ申請させてもらったが、個人の土地なので個人でという回答。巨大な石なので個人では無理です。同じような場所が何カ所かあり、県有地にもあるので、再度、ご検討してもらえませんか。古墳群があるところなので多分、古墳の石ではないかと、文化財課に話をされたようですが、文化財のほうでだめだということだったらしい。 (細川 男性)

 

回答検討させていただきたい。一般に土砂崩れが起こりやすい状態なら、基本的には、地すべり地区とかに指定をして、補助事業としてできないことはないが、落石の多い危険箇所は県下に2,000カ所か3,000カ所ぐらいあり、見極めが難しく相談をしてみないとわからない。ケース・バイ・ケースです。加えて、文化財の話もあり、文化財価値など県の文化財課と整理しないといけないと思います。(村長)

 

質問細川からクリーンセンターまでの道路で舗装のやり直しを数年前に要望を出しましたが、途中が残っています。(畑 男性)

 

 

回答多分、特に傷んでる箇所を、まず優先的に先やらせてもらったと思うが、地域づくり課のほうに確認をさせていただきます。(村長)

 

 

質問道路を拡幅もしてもらうことになっていましたが、それから10年、工事途中止まっています。カーブで道路幅狭く、危険で、緊急車両も入れない状態。短い距離(20メートル位)なので早く拡幅をお願いしたい。(畑 男性)

 

 

質問夏に溝掃除と草刈り実施されるが、1回だけなので、翌春までの間に葉っぱが落ち、溝が詰まって、道路にあふれ、滑って危険。年度末に再度、溝掃除だけでもしていただけないか。草刈りの刈る高さも少し高いところまで刈り上げしてほしい。草が覆い被さってくる。また、細川の県道からの入口の看板ですが、明日香村「畑」しか書いてない、「冬野」入れてもらいたい。(冬野 男性)

 

質問耕作放棄地、放置され、田んぼができず草刈りもできない土地は、周辺住民に迷惑がかかります。秋になると枯れて、火でもついたらと用心が悪いので、費用を出していただいてでも、草を刈っていただけないか。(上 男性)

 

回答耕作放棄地について、農地の3割が耕作放棄地です。実際はやる手がないのが現状だと思います。草刈りや木の間伐とかしてくれるボランティア団体や組織などを考えなくてはならない。場合によっては、田を里山や山に返すこともできないか県のほうへ提案もしています。(村長)

防災

質問山間部における防災についてですが、高齢化も進んでいますので、逃げる場所もなく、どこに逃げていいかわからない。上も尾曽に行くにも離れてますし、どの辺に避難するか全然わからないです。(尾曽 女性)

 

 

回答我々の基本的な考え方は、自主避難は集会所、最終的には小学校、中学校の避難所、2次避難所のほうに集まっていただく。問題は、1次避難所が大丈夫かという話と、そこから、2次避難所までどうやって行くかというのが課題になる。集会所で避難して、そこで何日間か持ちこたえられるかどうかというもの。どの地域がどこに行くというような方向整理し、こんなルールで避難しましょうと具体化していきましょう。(村長)

 

文化財

質問明日香村の指定受けている薬師堂、薬師如来像と四天王さん、上総代は見回りなど管理をしていますが、電気がありません。やっと、8月末に電柱数本を建てて工事してくれることになりましたが、建物の中の電灯や防犯灯などが必要となってくるので工事費負担や維持費もかかってくる。古都飛鳥保存財団のほうで年間補助とか頼むわけにいきませんか。(上 男性)

 

回答私も古都飛鳥保存財団の理事もしているので、お話はしてみますが、ご存じのように、無住寺に対する助成金なので、通常の維持管理費は認めないと思います。明日香法の景観維持とか、文化財を守る内容。守ることを応援しようと言う人が村内でどれだけおられるのかを整理することが必要。(村長)

景観

質問最近、村内を歩いて、石造物・史跡地などのすぐ横に、新しい家が建っていて驚いたが、もう風致地区はなくなったのですか。あまりにも近いので、史跡地から100メートルあけるとか決まっているのだったらいいが。まだ最近、5年、10年の間にそこへ建てられるということ自体が不思議です。(冬野 男性)

 

回答風致地区は、意匠形態の制限をするもので昔と状況は変わっていません。家が建てにくいなどの話は、都市計画法の市街化調整区域、風致地区、古都法は村全域にかかっている。この3種類の法律は、明日香法(昭和55年)、古都法(昭和47年)のできた時点からずっと変わっていません。普通は史跡の指定がされていて、そのエリア、敷地の部分だけはずっと維持するようになっていますが、亀石に関しては、指定をどこまでされているかはっきりわかりません。もう少し広くすべきだったかもしれない。風致地区の許認可は、今まで県でしたが、今年の4月から村で許認可することになりました。今後は、もう少し早く許認可、判断するようにしたい。(村長)

観光

質問県道の石舞台のところですが、大型バスなどが通るので、できるだけ早く対応策をお願いしたい。また、万葉展望台からの観光客がトイレを借りに来るが、上居のお寺か、石舞台、岡寺に行ってもらうしかない。上居で大きな立派な観光案内板を設置したので、その辺りに早急にトイレ設備を作ってほしい。土地は上居大字で確保させてもらうことも可能です。(上居 男性)

 

回答トイレがないというのは問題だと思っております。管理の問題や処理方法、水洗かバクテリア処理にするのか、電力供給などの課題もあり、検討が必要ですので、すぐには難しい。トイレには、設置と維持管理の両方の費用が必要です。(村長)

 

質問維持管理の話、石舞台の上の放棄地に雑草が生えて、上居大字だけでは手のつけられない状態です。個人の所有物ばかりで、そこを整備し植栽したとしても、その後の維持管理の問題が出てくる。以前に桜の木を2箇所植えさせてもらったが、これも大字だけでは管理しにくい状態。小集落の致命的な問題は少子高齢化がかなり進んでいる。観光客は減少傾向にあるが、景観ボランティアの「百笑天国」から万葉展望台まで真っすぐな階段1本つけて、整備すれば観光客は上ってくる。何か新しいもの目を引くようなものを構想しないと、学生や中学生、あるいは高校生が来ても明日香村の魅力はわからないと思う。明日香村の歴史を詳しい知識や堪能しうる人でないと、明日香村へ来ても見るものがわからない。(上居 男性)

 

回答明日香村が非常にわかりやすく見える場所は、幾つもあったほうがいい。甘樫丘からだけではなく、万葉展望台やふぐり山、阪田の圃場整備箇所などいろんな視点がつくれないかなと思っている。ただ、「全てを村で管理して」というのは無理だと思っています。栢森の女渕は、もうずっと、ボランティア団体に入っていただいて維持してきています。そんな仕組みをつくっていくべきだと思います。いろんなエリア、地区、あるいは物を一緒に管理してくれる人たちを探そうと思っています。例えば、大学生や大学そのもの、企業ともっと手を組めないか、展望台や山の中でなどでは森林組合と手を組むとか、いろんな仕組みを検討したい。(村長)

地域活性化


質問他府県の方に明日香村はいいところだと言われるように、ここに六十数年住んでいて確かにいいところだと思う。景色が五、六十年変わってない地域はそうはないと思います。しかし、もっと村に住んでよかったと実感したい。地元の人たちが快適に暮らせるような行政、村任せだけにするのではなくて、地域もやはり一緒に活動していかないといけないという思いです。村でできなければ、地域に要望を出していただいたら、また地域で検討していきたいと思います。私も、4年ほど前から、家の周辺に棚田に大アジサイを合計250本ぐらい植えて育てています。1年に一遍花咲くだけですが、何か、どきっ、はっとする感じがあると自分で確信しています。地域の中で、活性化するには何かしないといけない。思ってるだけでは進んでいかないので、誰かが実行しないとだめだと思います。(細川 男性)

 

回答実感するためには、ほかの土地も見ていただくことも非常に大事だと思っています。村外や海外で、明日香村の説明をすると、自分たちに対する誇りも出て来ます。教育課で、「明日香の風」、「日韓交流」を実施しており、自分の村を確認する作業が若いうちから経験する機会となっています。年を取っても、いろんな方と交流すると村の魅力を物すごく感じられます。例えば、教育旅行を受け入れたら、いろんなとこに連れていったり、その場所の説明するために勉強もする。外の方にお話しする機会をふやすということが、自分たちを見る機会をふやすことにつながる。より良い地域づくりしようと思うときには、外の人にどう紹介しようかという中で、いろんな知恵も、お互いに出てくるきっかけになると思います。また、周りの大字の事業にも目を向けていただいたらと思います。(村長)

その他

質問明日香村、「明日香」という地名、「飛鳥」もありますが、この地名が、人の名前やお店の名前、あらゆるところで「明日香、飛鳥、あすか」が出てくるように思います。明日香という地名を使われていることに、商標登録みたい方法など、村としてどんな考えをもっているのか。(上 男性)

 

回答最後の「明日香・飛鳥・あすか」の乱用の話。調べてみると、登録されてる商品が多く、相手が離さない限りは保護されている。商工会も、飛鳥ブランドをつくっているので、商標の関係とか保護するほうが弱いと困ります。基本、地名登録はあり、保護権もかなり強目です。東京の菓子店など、全然自らかかわりないところで、明日香という単語が動いてるというのは事実です。例えば 出資するから明日香の地で商品づくりしたいという話もある。できるだけそういう方向の話を伸ばしていくように、受け入れていきたい。(村長)

 

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