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指定文化財

高松塚古墳
【11】 高松塚古墳 (国指定特別史跡)
名称 高松塚古墳
所在地 明日香村平田字高松
面積 913平方メートル
指定年月日 昭和47年6月17日
特別史跡 昭和48年4月23日

 

中尾山古墳と文武天皇陵との中間の丘陵南斜面に位置する。墳丘は直径23メートル、高さ5メートル程度の二段築成の円墳であり、昭和47年3月21日に極彩色の壁画が発見され一大センセーションをまき起こした。古墳は国の特別史跡に、壁画は国宝に指定されている。内部は横口式石槨で、内法の長さは2.6メートル、巾1メートル、高さ1.1メートルであり、凝灰岩の切石をもって築造されている。石槨内は漆喰が全面に塗られ、壁面には彩色壁画が描かれ、漆塗木棺が埋納されていた。南面より盗掘を受けていたが、出土遺物として、人骨以外には金銅装棺金具、海獣葡萄鏡一面、銀装大刀外装具などが検出された。これらは正倉院御物などに文化史的に近いものである。特に葡萄鏡は中国の西安市の唐墓から出土した鏡と同じ鋳型で製作された同笵鏡であることが分かり注目される。壁画は、側壁面に男女人物群像、四神、日月、天井部に星宿が描かれていたが、その根本は中国の伝統的な思想を背景にしたものであり、高句麗、唐の影響が顕著に認められている。

 

 

飛鳥水落遺跡
【12】 飛鳥水落遺跡 (国指定史跡)
名称 飛鳥水落遺跡
所在地 明日香村飛鳥
面積 1,219平方メートル
指定年月日 昭和51年2月20日

 

飛鳥川の東岸、飛鳥寺の北西に位置し、飛鳥寺の寺域の北西隅の西方が水落遺跡、その北が石神遺跡である。水落遺跡は、7世紀後半の建物の礎石群のある方形基檀を持つ遺跡である。基壇(一辺約22.5メートル、高さ約1メートル)は自然石を三~四段積み上げた正方形のもので、周囲に底幅1.8メートルの濠状の溝を回す。この基壇の上に、方四間総柱(柱芯一辺11メートル)の楼閣が建っていたものと見られる。基檀中央に据えたママ石には、柱の底をかませたくり込みがあり、さらに礎石には、縦横斜めにも梁石を連結させ、堅固に据えている。基檀中央には台石に据えた漆塗の箱を設置し、これに向かって八釣川から導水した木樋暗渠や、サイホン方式の桶水に用いられたと見られる銅製の銅管が検出され、また冬季には氷結防止のため温めていたらしく、炭が出土している。これが漏刻と漏刻台と考えられている。

 

 

於美阿志神社 石塔婆
【13】 於美阿志神社 石塔婆 ※文化財保護法による指定文化財
名称 於美阿志神社 石塔婆
所在地 明日香村檜前
種別 国指定 重要文化財(建造物)
指定年月日 明治42年4月5日 (埋納物の指定は、昭和45年6月17日)
管理者 桧前 氏子総代

 

もと檜隈寺塔跡の心礎の上にあったが、近年の解体保存修理に伴って積み直し、心礎は移動して保存されている。もとは、十三重であったが、現在は十一重しかなく、上の二重と相輪はなくなっている。凝灰岩製で、現在の高さは4.3m。 平安時代後期の作品といわれ、解体保存修理にあたり地下から旧塔心礎と石塔の埋納物(ガラス製小壺・青白磁合子・蓋付須恵器四耳壺)が発見され、国の重要文化財に指定されて、現在は奈良国立博物館に収蔵されている。

 

 

【14】 岡寺 仁王門 ※文化財保護法による指定文化財
名称 岡寺 仁王門
所在地 明日香村岡字酒船
種別 国指定 重要文化財(建造物)
指定年月日 昭和30年6月22日
管理者 岡寺

 

現在の仁王門は3間1戸(正面の柱間が3つあり、その中央の1柱間が戸口)の楼門で、本瓦葺の入母屋造り。江戸時代初期、慶長17年(1612年)に古材に手を加えて建立されたもので、江戸時代前期の建物としては、かなり古風な建物に見える。また、礎石も奈良時代の礎石を再利用している 。

 

 

【15】 岡寺 書院 ※文化財保護法による指定文化財
名称 岡寺 書院
所在地 明日香村岡806番地
種別 国指定 重要文化財(建造物)
指定年月日 昭和61年1月22日
管理者 岡寺

 

本堂の西北に建ち、桁行6間半(約13m)、梁行5間半(約10m)の建物で屋根は、切妻造・こけら葺一部銅で東西両面に庇が付く。建築年代は明確でないが、安土桃山時代末期から江戸時代初期と推定されている。

 

 

【16】 牽牛子塚古墳出土棺飾金具 ※文化財保護法による指定文化財
名称 牽牛子塚古墳出土棺飾金具
所在地 ---
種別 国指定 重要文化財(考古資料)
指定年月日 昭和12年3月3日
管理者 奈良県(橿原考古学研究所付属博物館保管)

 

七宝焼亀甲形飾金具:1箇 / 金銅製八花形座金:1箇 / 銅製金具残片:1箇 / 乾漆棺残片:一括

 

 

高松塚古墳壁画
【17】 高松塚古墳壁画 ※文化財保護法による指定文化財
名称 高松塚古墳壁画
所在地 明日香村平田字高松444
種別 国宝(絵画)
指定年月日 昭和49年4月17日
管理者 国(文部科学省)

 

高松塚古墳
写真提供:便利堂
四神図(南壁面の朱雀は盗掘の際、消失か?)・星宿図・日月像図・人物群像

 

 

マルコ山古墳
【18】 マルコ山古墳 (国指定史跡)
名称 マルコ山古墳
所在地 明日香村真弓
面積 3,029平方メートル
指定年月日 昭和57年1月16日

 

真弓丘と称される丘陵に築造された7世紀末後半~末の終末期古墳。国の史跡に指定されている。地ノ窪集落の東に位置する。墳丘の対角長24メートル、高さ4.5メートルほどの多角形墳であり、その周囲に外周(直径24メートル)となる外部施設(石敷き)には排水施設を備えている。石槨は凝灰岩の切石を組合せた横口式で、内部は全面に漆喰が塗られている。規模、構造が高松塚古墳と似ており、比較される。被葬者は天武天皇の皇子説などがある。出土品は、乾漆棺の破片、棺を飾る金銅製の六花形文様の金具などが検出されている。 墳丘の西南方向から大きな盗掘孔があり、鎌倉末期から室町初期にかけての盗掘が遺留品から判明している。

 

【19】 飛鳥稲淵宮殿跡 (国指定史跡)
名称 飛鳥稲淵宮殿跡
所在地 明日香村稲淵・祝戸
面積 12,750平方メートル
指定年月日 昭和54年3月20日

 

遺跡は石舞台古墳の南、約400メートル(明日香村大字稲渕)、国営飛鳥歴史公園祝戸地区の入口付近、飛鳥川の左岸にある。 昭和51年(1967)に発掘調査され発見された遺構で、コの字形に配置された掘立柱の建物とそれによって囲まれた石敷広場がある。7世紀中頃から後半のものと思われる土器と硯が出土した。 その後の調査で南方に広大な石敷遺構が発見され、関連施設が南に広がる可能性もある。瓦が出土しなかったことや建物の配置などから宮殿遺跡と推定されているが、遺構の年代とその地理的環境からみて、飛鳥河辺行宮ではないかともいわれている。

 

 

【20】 飛鳥ホタル ※明日香村文化指定財
名称 飛鳥ホタル
所在地 ---
種別 天然記念物 (明日香村指定)
指定年月日 昭和43年9月25日
管理者 明日香村

 

飛鳥ホタルとは、明日香村内において、飛鳥川流域に生息するホタルの総称で、主に平家ボタルが多い。

 

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