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名称 | 木造如意輪観音坐像 |
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所在地 | 明日香村橘532番地 |
種別 | 重要文化財/彫刻 |
指定年月日 | 明治42年9月22日 |
管理者 | 橘寺 |
木造 漆箔 像高173.0cm
観音堂の本尊で、ほぼ周丈六の堂々たる巨像である。寄木造りになるもので、光背・台座・銅製の頭飾・胸飾、各持物は後補である。やや下ぶくれの丸顔や大きく彎曲した明瞭な眉の彫出、やさしい伏眼、小ぶりの唇、また体部のやや単調な肉どりなどは、平安時代後期に共通する作風を示しているが、条帛や裳、天衣などの襞の彫出は、浅い平行線を重ねる平安後期の多くの作例と異なり、線的というよりは、むしろ面的である点が注目される。
〒634-0142 奈良県高市郡明日香村大字橘21番地 (Google Maps)
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