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名称 | 石燈籠 |
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所在地 | 明日香村橘532番地 |
種別 | 重要文化財/工芸品 |
指定年月日 | 昭和37年2月2日 |
管理者 | 橘寺 |
石造 総高220cm
本坊の庭園内に置かれている。花崗岩製の六角型石燈籠で、方形の格狭間付き基壇を設け、その上に据えられるが、燈籠の基礎は、側面三面には竜、他の三面には宝珠と花菱文を刻み、上部は複弁反花とし、竿受座に小蓮弁をめぐらす。竿に上中下三節をつくり出すが、後世のように外へあまり張り出していない。中台下部は単弁の仰蓮、側面をそれぞれ二区に分け、各区に走獅子を浮き彫りにしている。中台上部は蓮弁をあらわし、火袋受座とする。火袋四面に四天王像を彫り、前後二面は火口とする。各面の上区は横連子二区、下区は花菱文二区である。笠の蕨手は低く巻くが破損が多い。宝珠は別に保存されている。南北朝時代初期の制作と考える。
〒634-0142 奈良県高市郡明日香村大字橘21番地 (Google Maps)
開庁時間
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