「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の世界遺産登録に向け、明日香村では全村が一丸となって様々な事業を展開しており、2024年に登録が実現する予定です。

本プロジェクトは世界遺産登録に向けた構成資産の調査や整備をはじめ、登録後の来訪者の受け入れを想定した周辺環境整備、さらには世界遺産のある村としての誇りを次世代へ継承するための施策を展開していきます。

(1)発掘調査の実施

構成資産等の発掘調査を実施し、さらなる価値の証明を目指します。

(2)構成資産の整備

構成資産を飛鳥時代の姿にするため、復元整備等を行います。

(3)周辺環境の整備

良好な来訪者を受け入れるための環境を整備します。

(4)景観保全の推進

「日本の心のふるさと」にふさわしい良好な景観を創出します。

(5)魅力発信の推進

国内外に魅力を発信し、登録への機運上昇を図ります。

(6)次世代への継承

明日香村の価値を次世代へ継承できる人材の育成に努めます。

明日香村は歴史的風土として、飛鳥時代から連綿と受け継がれてきた景観等が良好に残っており、「日本のこころのふるさと」として親しまれています。

本プロジェクトはそのような歴史的風土を次世代に引き継ぐ主体となる村民が安全で安全な生活ができるよう子育て、教育、福祉等の施策をさらに充実するとともに、良好な生活環境を実現するための地域コミュニティ等の整備を行います。

(1)安心できる子育て環境の整備
誰もが安心して子育てでき、健やかに育つことのできる環境を整備します。
(2)学びを支える教育環境の整備
基礎的な学力体力を培うとともに、心身の健全な育成を図ります。
(3)地域と連携した郷土学習の推進
郷土に誇りを持ち、明日香村の将来を担う人材の育成を推進します。
(4)生涯学習の充実
生涯にわたり学習する機会が得れる環境を整備します。
(5)健康づくりの推進
保険・医療・福祉の充実を進め、村民の健康づくり活動を支援します。
(6)地域コミュニティ等の整備
地域の核となる機能を充実させたコミュニティ等を再編・整備します。