明日香村

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明日香座 平成30年度 第5回開催

明日香座とは...
村民みなさんと村長・役場職員が車座になって話し合い、ご意見やご提案を頂き、村政に反映し、皆さんと協働で村づくりを進めるための集会を『明日香座』と称して開催させて頂くものです。

平成30年度 第5回開催
日時 平成30年6月2日(土) 午後7時から午後9時
場所 中央公民館
件名

明日香座

出席者

《村民:25名》
雷(3名)・小山(3名)・奥山(10名)・飛鳥(4名)・八釣(3名)・その他(2名)

 

《村:9名》
森川村長、窪田副村長、田中教育長、三木総合政策課長、穴瀬地域づくり課長、豊田住民課長、西川産業づくり課長補佐、小倉総務財政課長補佐、久冨木事務員

 

質疑応答

新庁舎

新庁舎建設建替用地の場所決定をどのような形で行ったのか。(奥山 男性)

去年の段階で基本構想を作成する際に、村全体を3エリアに設定してパブリックコメントを実施し、賛同いただいていると理解している。それに加えて、新庁舎建設基本計画検討委員会や議会特別委員会において、小中学校や健康福祉センターと集約して公共ゾーンとしての利便性が高まると判断し、現在の場所に設定した。(総合政策課)

新庁舎の設計や施工をするにあたり、より良い業者を採用するため、基本設計に応じた提案など競争原理が必要である。(奥山 男性)

現在、プロポーザル(競争提案)により基本設計の業者選定を行っている。基本設計ができた後、それを踏まえた上で、ランニングコストが低くすむ等の前向きな提案も含めて、可能な限りアイデアをいただけるような形でのプロポーザルにより実施設計と施工を一体で発注できればと思っている。(総合政策課)

新庁舎建設において、敷地に高低差があるが、景観等にどのような影響があるのか。また、防災機能や緊急時対応を検討されているが、水や電気トイレなどが重要になると思われる。太陽光パネルが禁止されているが、災害対策として、自然エネルギーを取り入れる対策を考えるべきである。(奥山 男性)

景観については、可能な限り現在の敷地の形状を活かすように計画したい。(総合政策課)

非常電源は必要だと思っているので、自然エネルギーを使える手法は探る。ただし、景観を崩さないことを前提として考えていく。(村長)

新庁舎の建設後、現庁舎はどうするのか。(奥山 男性)

撤去はする予定。跡地の利用に関しては具体的なことは決まっていない。県の飛鳥宮跡の活用方針を議論する中で連携して検討していく。(村長)

新庁舎の配置について、小中一体の学校建設用地を見据え、南側に交流広場をもってくるなど一体的に考えてほしい。(奥山 男性)

基本的に現小中学校の校舎は耐震化が済んでいて、比較的に長期利用できる施設として位置づけている。また、庁舎敷地の南側部分には現時点で建物を建てる想定はしていない。(総合政策課)

しばらくはソフト事業で、幼小中一体化を行い、近い将来の建替を想定していない。(村長)

公共施設地区の地区計画で開発は行えるのか。またどのあたりまで広げて緩和するのか。(奥山 男性)

現在の新庁舎建設予定のエリアは、本来は市街化調整区域で建築は難しい場所であるが、公民館、小学校、給食センター、福祉センター、幼稚園等を公共ゾーンとして地区計画を行い、新庁舎の建設を可能にしたい。(村長)

生活環境

楽市前の道が雨天時の夜間、非常に危険である。外灯や防犯灯の設置の計画はあるのか。(奥山 男性)

交差点に青色の反射板を設置させていただき、飛鳥橋付近の外灯は夜中つけている。不十分な点に関しては今後も可能な限り改善していきたい。(村長)

橿原コミュニティバスのバス停が、小山から橿原神宮前まで無い。田中町や城殿町などにバス停が出来ないのか。(小山 男性)

バス路線の重複やバス停の新設は難しい。村のデマンド交通も橿原神宮前に停留所を設置することが出来ず、交渉の末、スーパーマーケットや病院までは認めていただいた。(村長)

藤原宮と飛鳥宮の間にある小山を通る観光客が多くなってきている。奥山から飛鳥への南北の遊歩道を充実することはできないか。(小山 男性)

大官大寺の発掘調査を進めていただいている。そちらとの兼ね合いも含めて検討していく。(村長)

農業

高齢化に伴い、所有者が管理できない田や畑が増えている。行政で何か考えてもらえないか。(奥山 男性)

オーナー制度や貸し農園などを行なっている。また、地域振興公社が農地の一時預かりや仲介を行なっている。相談には乗らせていただくが、できるだけ所有者に頑張っていただきたい。(副村長)

観光

ゲストハウスや星野リゾート誘致など外国人観光客誘致に取り組んでおられるが、夜間に出歩く外国人観光客など習慣の違いが多い。指導できるならば指導して欲しい。(飛鳥 男性)

長時間滞在をしていただくために宿泊者数を増やすことを重点目標としている。単純に観光客数を増やす政策は行いたくない。ただ、住民にとって不便になることはあってはならない。年々外国人宿泊者数も増えており、課題に対応していきたい。(村長)

景観

電線地中化を飛鳥大字で行なっているが、村の方針で次はどのあたりを想定しているのか。(奥山 男性)

第一種歴史的風土保存地区周辺が優先的エリアであると考えている。その中でも総合計画で、にぎわいゾーンと位置づけている岡‐飛鳥地区を優先的に考えるべきだと思っているが具体的な場所は未定である。(村長)

 

 その他のご意見 

  • 新庁舎建設の際に、大和棟を用いるなど明日香の手本となるような建物を建設してほしい。また、自然換気には、煙返しなども考えてほしい。(飛鳥 男性)
  • 村に若い観光客が、簡易に泊まれるような宿泊施設が必要と思う。(小山 男性)

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