明日香村

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明日香座 令和3年度 第1回開催

明日香座とは...
村民みなさんと村長・役場職員が車座になって話し合い、ご意見やご提案を頂き、村政に反映し、皆さんと協働で村づくりを進めるための集会を『明日香座』と称して開催させて頂くものです。

令和3年度 第1回開催
日時 令和3年11月13日(土) 午後7時から
場所 健康福祉センターたちばな かんなびホール
件名

明日香座

出席者

《村民:30名》
御園(2名)・檜前(2名)・檜前緑ヶ丘(1名)・檜前緑台(2名)・檜前いおり野(2名)・阿部山(2名)・大根田(2名)・栗原(1名)・上平田(2名)・下平田(2名)・中平田(2名)・越(2名)・真弓(3名)・地ノ窪(2名)・岡(3名)

 

《村:11名》
森川村長、窪田副村長、田中教育長、作田参事、福井参事兼総務財政課課長、木治総合政策課課長、穴瀬地域づくり課課長、小野観光農林推進課課長、東野総合政策課課長補佐、福井総合政策課調整員、榊本総合政策課主事

 

 

質疑応答

生活環境

カーブミラーの設置を積極的に行い、交通の安全、犠牲者の抑止に努めてほしい。(緑台 男性)

予算を確保しているので、新設や修理など具体的な要望をいただければ対応していく。 (総務財政課長)

挨拶運動はボランティアで行っているが、住民の方々に周知していただいているのか。高齢化に伴い、参加者が非常に少なくなってきている。現状を理解いただき、挨拶運動への参加を促進する広報をしてほしい。 (緑台 男性)

ボランティア活動ありがとうございます。平成24年から挨拶運動を始めさせていただいて、村の広報紙を通じて参加をお願いしている。体力的にしんどく辞めたいという方もいれば、新たに協力したいという方もいる。今後も広く挨拶運動への参加をお願いしながら継続して行っていきたい。(教育長)

真弓の踏切を渡った農免道路のところに暗渠があり、そこの排水路がL字型に曲がっているため、ゴミがよく詰まり、雨水が溢れる。掃除しようにもグレーチングをも重く、さらに交通量も多く危ない。水路の構造も含めて一度現場を確認いただきたい。(真弓 男性)

不法投棄が多く、ゴミがよく詰まる。村も掃除行っているが追いついていない。現場を確認し、対応していく。 (地域づくり課長)

越の集落内の道路について、通勤の時間帯は高取から越の集落内を通り、橿原に抜けていく車が増えている。通学路であり、今後は牽牛子塚古墳の完成に伴い、通行者も増えることが想定されるため住民も心配している。対策を考えてほしい。(越 男性)

村内で交通対策を必要とする箇所が何箇所かある。国道169号線セブンイレブン前の交差点も1つであり、県に対処をお願いしている。他にも見瀬池の開発に伴って道路の拡幅協力も依頼している。駅前周辺の交通対策については、庁内各課に及ぶ問題でもあり、検討を行うよう指示している。(村長)

真弓集落内道路舗装や真弓橋の修繕について、平成27年から毎年要望書を出しているが、未だに対応いただけていない。また、飛鳥駅前の交差点から斜め南に抜ける車が多く、高校生もよく歩いているため危ない。大きな事故がないのが不思議なくらい。飛鳥駅周辺の道路整備についても以前から要望を出しているため、合わせて対応してほしい。(真弓 男性)

予算が限られている中で、危険度のあるところから順番に工事をしており、要望してもらっているにも関わらず対応できていない箇所については申し訳ない。対応していく。 (地域づくり課長)

各大字から要望があがっている修繕等について、財源となる国県補助をいただける箇所が優先されているのも事実であり、ご理解いただきたい。 (村長)

防災

ハザードマップにより危険区域を示してもらっているが、下平田の新池や平田川が溢れそうになった場合、役場に連絡すれば土嚢を置いてもらうなどの対応はしてもらえるのか。(下平田 男性)

各大字から要望があがっている修繕等について、財源となる国県補助をいただける箇所が優先されているのも事実であり、ご理解いただきたい。 (村長)

農業

下平田もイノシシが出てきている。電柵等は個々で設置している部分もあるが、補助金等の検討も含めて、対策をお願いしたい。(下平田 男性)

電柵の補助については今年度予算を確保しており、現在、対象者の条件などを整理している。全額補助ではないが、柵の新規購入、更新などに係る費用に対して支援させていただきたい。(観光農林推進課長)

・全国的に遊休農地の解消が叫ばれいる中、村でも耕作放棄地の解消に1,000万円の新規予算がついているが、進捗状況を教えてほしい。

・担い手である子供は村外へ出て行き、後継者不足の状況下で遊休農地が増えている。所有者の管理責任はあるものの、実際問題として管理できない状況になっているため、農地を借りてもらうことはできないのか。(地ノ窪 男性)

・昨年度に農業戦略を策定し、緊急性等を鑑みて優先順位を決めて取り組みを行っており、今年度は稲渕地区の棚田の景観保全として、遊休農地の解消に取り組んでいる。地元耕作者の高齢化や離農されている状況の中、大字内でこれ以上の労力負担は現実的に難しい部分があると推測しており、新たな担い手の確保や企業の参画など、農地利活用の新たなモデルを構築し、そこで見いだされた成功事例・モデルを明日香村全体の遊休農地解消の方策として展開していきたいと考えている。

・農地については基本的には所有者が管理することが原則論であるが、様々な理由により耕作できない状況となった場合、奈良県においては農地の中間管理組織として「なら担い手・農地サポートセンター」があるため、当該制度の活用を検討いただくことが可能となっています。(観光農林推進課長)

・農業の担い手問題に危機感を抱いている。高齢化や担い手になる人材が減っているのも確かである。よって、企業や若者、村外の人に担ってもらえる環境づくりが必要である。あわせて、現況判断を行ったうえで農地を里山に戻すということもご理解いただき、取組を進めていきたい。(村長)

 

 その他のご意見 

  • イノシシ対策として、防止柵設置により一定の効果が出ているが、個人単位で設置しており費用が高額なため家計を圧迫している。助成金の創設を検討しているみたいだが、条件が付くと聞いている。極力条件については、「村民平等」を第一として検討してほしい。(大根田 男性)
  • 世界遺産の登録に際して、「新たな規制は発生しない」とのことだが、既存の法制の中での規制が厳しくなるのではないかと不安である。特に鳥獣害防除施設の設置及び雑草木による農地の荒廃改善が厳しく個人に負担が強いられるのではないかと懸念する。(大根田 男性)
  • 飛鳥駅を有人に戻すことを要望する。今後ますます観光客が増える見込みがあり、現在では対応できていないため。(御園 男性)
  • 高取国際高校の通学路(川沿い)の街灯が曲がり、線も垂れ下がり、明かりが暗く、生徒さんが部活動等で帰宅が遅くなる際と一般の住民が通行する際、危険であり県の教育委員会等に連絡を取り、早急に改善してほしい。(真弓 男性)
  • 高取川の両岸に雑草と木が茂り、雨量が多くなると水の流れも悪くなり、水害の被害の恐れがある。前回、一度土砂等は改善されたが、その後一度も点検に来ていないため、元の状態に戻っている。景観も悪く、依然は水も綺麗でめだかも泳いでいたが、自然の美しさが損なわれている。早急に県の中和土木に連絡して、改善していただくよう要望する。(真弓 男性)

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