続 明日香村史 発刊
発刊にあたって

「続 明日香村史」高松塚壁画を発見した故網干善教先生の絶筆本。明日香村の全てが今、解明される。

 

発刊にあたって

阪合、高市、飛鳥の三つの村が合併し、明日香村として発足以来はやくも五十周年を迎え、それを記念して『続明日香村史』(全三巻)を発行する運びとなりましたことは、誠に喜ばしく感慨ひとしおなるものがあります。


先の明日香村史発刊から実に三十余年の年月が経過しました。その間、世界や日本の情勢の変化にはめまぐるしいものがありましたが、ここ明日香をめぐる歴史にも数多くの発見や出来事がありました。明日香村特別措置法の制定や、三次にわたる整備計画事業の推進、またキトラ古墳や亀形石造仏物等の発見、高松塚古墳の壁画修復をめぐる諸問題等、新たなるページが次々と加わり、『続明日香村史』編纂の機運が一層高まってきたのであります。


申し上げるまでもなく明日香は、日本の古代国家発祥の地であり、村民のみならず、日本国民全体の心のふるさとであります。


また、『全村まるごと博物館』として、一草一石にも千数百年の魂がやどる日本民族の心のふるさととして、その歴史は後世に語り継ぐべき素晴らしい遺産であります。将来には世界遺産としての方向も指向しています。こうして『続明日香村史』の編纂はいろいろな意味において成し遂げるべき大切な事業として、ここにようやく発刊にこぎつけたわけであります。


どうか、明日香村の皆様はもとより、多くの皆様が明日香の歴史と文化を散りばめた素晴らしい村史を、子孫のためにも蔵書にお加え頂き愛読して下さることを願ってやみません。


平成18年10月

明日香村長 関 義清 

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