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飛鳥寺西方遺跡現地説明会を開催!

平成27年2月8日(日)午前10時から午後3時まで、大字飛鳥の飛鳥寺西方遺跡におきまして、飛鳥寺西方遺跡現地説明会を開催いたしました。

飛鳥寺西方地域は、「槻樹の広場」の候補地のひとつであると考えられます。槻樹の広場とは大きな槻樹(いまのケヤキ)の下に大勢の人数が集まることができる広場であったと考えられています。槻樹の広場は、壬申の乱の時には軍営が置かれたり、辺境の人々を招いては饗宴を催したりと今でいえば多目的広場として活用されていました。このほかにも、大化の改新前夜には、中大兄皇子と中臣鎌足が蹴鞠を通して出会ったのもこの槻樹の広場であったと考えられています。
飛鳥寺西方遺跡は今回で7年目の調査になります。今回の調査の結果、飛鳥時代の建物跡2棟と砂利敷がみつかりました。この建物跡の性格としては、饗宴施設か壬申の乱に伴う建物であると考えられます。飛鳥寺西方遺跡ではじめて建物跡がみつかったということで大きな成果となりました。
当日は、朝から冷たい雨でしたが、午後から雨が止み少し晴れ間もみえる一日となりました。天候はすぐれませんでしたが、現地には約1000人の方々が訪れました。1時間おきに担当者による調査説明が行われ、この遺跡が壬申の乱や大化の改新の舞台であると聞き、興味は尽きないようでした。来年も引き続き飛鳥寺西方遺跡の発掘調査がおこなわれます。また新たな発見があるかもしれません。これからの調査にどうぞご期待ください。
なお、飛鳥寺西方遺跡の調査成果については、3月1日日曜日午後1時から、明日香村中央公民館でおこなう「明日香村発掘調査報告会」でも報告する予定です。こちらも是非ご参加下さい。


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