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第20回明日香村まるごと博物館フォーラム~を開催しました!

8月23日(日)、よみうりホール(東京都千代田区有楽町)において、「第20回記念明日香村まるごと博物館フォーラム」を開催しました。今年は「飛鳥と蘇我氏~都塚古墳をめぐって~」をテーマに古代の飛鳥と蘇我氏、東アジアの中における日本の外交政策など、古代史、考古学に関係の深い先生方にご講演を頂きました。
最初に文化財課調整員の西光慎治が、スライドを使って都塚古墳の発掘調査について報告。続いて仁藤敦史先生(国立歴史民俗博物館教授・古代史)に、「東アジアのなかの蘇我氏ーその歴史的位置付けー」と題して、七世紀外交の枠組みと、蘇我氏の外交政策についてご講演頂きました。千田 稔先生(奈良県立図書情報館館長・歴史地理学)には「聖徳太子と蘇我氏」と題して、古墳の立地からみた都塚古墳の性格などに触れ、訪れた聴衆を魅了しました。
また、パネル討論は、読売新聞大阪本社編集委員関口和哉さんがコーディネーターを務められ、ご講演いただいた千田先生、仁藤先生に加え、新たに米田文孝先生(関西大学文学部教授、南アジア・日本考古学)にご登壇頂き、古代東アジアにおける都塚古墳築造の意義などについて議論。都塚古墳の被葬者像、蘇我氏の実像と遺跡との関係、明日香村にある古墳の重要性や今後の新発見への期待、飛鳥・藤原地域の世界遺産登録に向けた課題などについて、白熱した議論を繰り広げて頂きました。フォーラムには約900人にご来場頂き、講演やパネル討論を熱心に聴講されていました。
本年、明日香村・橿原市・高取町が古代飛鳥の女性をテーマにした「日本国創成のとき~飛鳥を翔た女性たち~」が『日本遺産』に認定され、益々この地域の重要性がクローズアップされることとなりました。これらの歴史的文化遺産と歴史的風土は、多くの人々に愛され続けております。この遺された素晴らしい国民共有の財産を次世代に伝えていくため、また、これらの資産を世界遺産に登録するため、皆様のさらなるご支援とご協力をお願い申し上げます。




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