5月18日（水）に参議院議員会館（東京都）で、自由民主党「飛鳥古京を守る議員連盟」（細田博之会長）・公明党「明日香村の保存・整備PT」（北側一雄座長）合同支援総会を田野瀬太道衆議院議員、佐々木紀衆議院議員の司会により開催されました。

両会長、座長から、「飛鳥・藤原」は日本国が形成されていく大事な歴史ある地域で世界遺産の登録に向けサポートしていきたい。また、高松塚古墳をはじめとする歴史遺産などの宝を、関心ある人に見てもらい、伝承していく責任があると思っており、国として力を入れていかなければならないと思っているとご挨拶がありました。

本村から森川裕一村長、福田勇次村議会議長が出席し、下記の要望を行いました。奈良県副知事からは世界遺産登録推進の状況や飛鳥宮跡・飛鳥京跡苑池の取組状況を報告いただき、橿原市長も参加のもと、地域が一体となって取り組む世界遺産登録にご支援いただきたいことを伝えました。

宇野善昌国土交通省都市局長からは、国土交通省が整備維持管理する国営飛鳥歴史公園館を明日香まるごと博物館に資することができるよう、県・村と連携して検討を進めてまいりたいと発言をいただき、塩見みづ枝文化庁次長からは、高松塚古墳壁画の保存管理公開活用施設について、令和11年度までの供用開始を目指して調査研究を進め、更に具体化を図ってまいりたいと発言をいただきました。

参加者には、世界遺産登録に関心をあるご議論をいただき、最後に、両会長、座長へ要望事項を手渡しさせていただきました。

明日香村の要望項目

1. 「飛鳥・藤原」世界文化遺産登録の早期実現
2. 国宝高松塚古墳壁画の保存公開施設の建設
3. 国営飛鳥歴史公園館の案内機能の充実