5月29日(月)に衆議院議員第二議員会館(東京都)で、自由民主党「飛鳥古京を守る議員連盟」(細田博之会長)・公明党「明日香村の保存・整備PT」(北側一雄座長)合同支援総会が田野瀬太道衆議院議員司会により開催されました。

 

細田会長及び北側座長から、「飛鳥・藤原」は日本国家形成において法治機構が確立された重要な時代であり、世界文化遺産登録実現に向けてしっかり後押しをしていくとご挨拶をいただき、参加議員により世界遺産登録を含め明日香村での取り組みに関する議論が行われました。

 

本村からは森川裕一村長、石田雅則議長、小西章裕副議長が出席し、要望事項の説明を行いました。

 

山下真知事は令和5年4月より奈良県庁に世界遺産室を設置し、海外への説明力の向上等の課題に対する取組を進めていることと、早期登録へさらなる支援を求める発言がありました。

 

天河宏文国土交通省都市局長からは令和5年3月に設置した高松塚周辺地区再整備方針検討委員会で国営飛鳥歴史公園館の機能の充実について検討していくことや、杉浦久弘文化庁次長、日向信和文化庁大臣官房審議官からは国宝高松塚古墳壁画保存公開施設計画の具体化を図るため、国土交通省、奈良県、明日香村などと連携していきたいと発言がありました。

 

【要望項目】

1. 「飛鳥・藤原」世界文化遺産登録の早期実現
2. 国宝高松塚古墳壁画保存管理公開施設の建設
3. 国営飛鳥歴史公園館の案内機能の充実